（一社）富山県建築士事務所協会 会長
稲葉 伸一
私たち富山県建築士事務所協会は、現在、富山県内の約３００社を超える建築士事務所が加入する業務団体で、県内唯一の公益法人です。
美しく、安全で、安心できる、住まいやまちづくりの信頼できるパートナーとして、設計と監理の業務を行うほか、広く一般の皆様を対象とした建築相談や耐震診断など、地域に根ざした活動を行っています。
また、平成１８年１２月に改正公布された建築士法のうち、建築士事務所協会及び建築士事務所協会連合会の法定化に係る規定（第７章・第２７条の２から５）が平成２１年１月５日に施行され、富山県建築士事務所協会及び日本建築士事務所協会連合会は法定団体となりました。
これからは、行政や建築関係団体との一層緊密な協力体制のもと、建築士事務所の業務の適正な運営と健全な発展を目指すと共に職業倫理を遵守し、会員同士がお互いに切磋琢磨しながら、社会的地位の向上をめざしたいと思います。
私たち建築士事務所協会の活動や役割を、これまで以上に県民の皆様に認知していただくと共に、より多くの建築士事務所の皆様のご理解と協会への参加を心より願っております。
沿革
| 昭和３７年１１月 | 富山県建築設計監理協会創立 |
|---|---|
| 昭和４６年 ４月 | （社）富山県建築設計監理協会名称変更 |
| 昭和５６年 ４月 | （社）富山県建築士事務所協会設立 |
| 平成２５年 ４月 | （一社）富山県建築士事務所協会へ移行 |
令和2・3年度組織図
事業活動
建築設計・工事監理業務は、年々複雑多岐に渡ってきています。
また、建築士事務所を取り巻く環境の変化や求められる資質も次第に高度なものとなってきました。
本会では、複雑化する今日の建築界の動きや建築士事務所の経営、および業務に必要な情報の提供や各講習会の開催、行政への陳情、建議並びに地域社会に貢献する施策など、多様な事業をおこなっています。
建築士事務所協会の活動内容
- 社会的地位の向上・・・建築士業務のＰＲなど
- 業務の責任・・・業務基準・職業倫理の尊取など
- 福利厚生の充実・・・建築士事務所厚生年金基金の普及
- 情報の迅速な伝達・・・各種業務に関する情報の伝達、月刊誌の配布など
- 技術を高める・・・建築士事務所の管理講習会の実施、建築構造・設備・その他各種講習会の実施
- 業務報酬の確立・・・建築士事務所の業務報酬基準、適正な報酬の調査・研究ならびに設計業務内容の啓蒙
- 業務の拡大・・・公庫特定業務建築士事務所登録制度の拡充、建築士事務所の公的（耐震診断等）業務の拡大
